飛び込み営業、訪問販売。
飛び込み営業・訪問販売は違法?迷惑訪問への正しい断り方
「宅配業者かと思って出たら、営業マンだった」
「作業を中断させられて正直迷惑…」
そんな飛び込み営業や訪問販売に不快感を持つ方は少なくありません。
実際に私も、インターホンに出たら生協の営業で、名刺を渡そうとされました。
「アポなし訪問は迷惑」と強く感じた体験です。
目次
訪問販売は違法なのか?
訪問販売そのものは直ちに違法ではありません。
ただし、特定商取引法で定められた告知義務があります。
- 事業者名を名乗る
- 営業(勧誘)目的で来たことを告げる
- 販売する商品・サービスを明示する
これらを告げずに話し始めたり、相手を誤解させるような勧誘をすれば違法です。
違法になるケース
特定商取引法で禁止されているのは、次のような行為です。
- 「帰ってください」と断った後もしつこく居座る
- 威圧的な態度で不安や困惑を与える
- のらりくらりと話を引き延ばして帰らない
このような場合は違法勧誘として行政指導や罰則の対象となります。
正しい対処法
もし訪問販売に出てしまった場合は、次の手順で対応してください。
- インターホン越しで対応し、基本的にドアを開けない
- 興味がない場合は「必要ありません」とはっきり伝える
- それでも帰らなければ「警察を呼びます」と警告
- 悪質な場合は実際に警察へ通報
宅配業者を装うケースなど悪質な事例もあるため、毅然とした態度が必要です。
まとめ:訪問販売は「断ったら即帰るのがルール」
訪問販売自体は違法ではありませんが、一度断られたら退去する義務があります。
それを無視する業者は違法行為です。
対応の基本は「出ない・断る・帰らなければ通報」。
迷惑な飛び込み営業には、法律を味方につけて毅然と対応しましょう。
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