性行為には必ず同意を!

OKK濱口法務事務所です

かなり話題になっている

目次

不同意性交等罪

本日も法改正による、大きな変化について紐解いていきましょう。

そもそも何がどうなる?

今までと大きく変わるのが

同意があるかないかで、性犯罪として認められる!

同意の有無が重要なことが明示されました。

つまり、性行為で同意を得てないと強制性交等とみなされてしまうということです。

その場はさておき、後日同意を得てない等と言われれば罪に問われる可能性が非常に高いということです。

被害者の泣き寝入りを減らすことが出来ると同時に

逆手にとって、悪用されないかが懸念されるところです。

変な話、心変わりでも成立するかもしれないのですから。

どのような性行為が?

たとえ、適正に出会い、適正に行為に及んでも同意無しでは意味ありませんがさらに他のポイントも強制では無いかが論点になります。

以下、新法より引用↓↓↓

暴行・脅迫

この点はそのままです。

・心身の障害

改正により判断基準がどうなるのかがキーでしょう。

・アルコールや薬物の影響

現実でも泥酔させたりと悪質な性犯罪もありますが、酒気帯びの場合の同意は飲酒のせいに出来るのではと疑ってしまいます。

・睡眠その他の意識不明瞭

・不意打ちなど同意しない意思を形成、表明、全うするいとまの不存在

これは今後、この形での犯罪と認定されるパターンの件数は増加しそうです。

.フリーズ状態など予想と異なる事態との直面に起因する恐怖・驚愕

・ 虐待に起因する無力感や恐怖心といった心理的反応

・祖父母と孫、上司と部下、教師と生徒など、経済的・社会的関係上の地位に基づく影響力により、不利益が生じることを憂慮

この辺は現実、ハラスメントや虐待として当然に罪を問われるべきかと。

・わいせつな行為ではないと勘違いさせたり、人違いをさせたり、相手がそうした誤信をしていることに乗じたりすること

この辺りはどうなんだろうか?やはり度合いによるので争点になりそうです。

まとめ

実際問題、告訴される事は今でもあるわけです。

明確に同意が無いとなると極めて強制になりやすいのであれば、どう同意を証明する?

同意書が有効ですが、実際問題いかがなところでしょうか?

事件や判例がどうなるか気になるところです。

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