離婚や不倫の慰謝料を「支払ってもらえるのか不安…」と感じていませんか?
慰謝料の支払いを確実にするには、公正証書を作ることが最も確実です。
今回は大阪で慰謝料の公正証書を一から作る方法を、実務経験豊富な行政書士がわかりやすく解説します。
慰謝料の公正証書
目次
慰謝料の支払いに公正証書は必要?
口約束やLINEのやり取りだけでは、後から
「払えない・払わない」と言われてしまう可能性があります。
公正証書は、公証役場で作成し、法律に基づいて効力を持たせる書類。特に「差し押さえ」を入れることで、相手が支払いを止めても裁判をせずに差押えが可能です。
つまり、慰謝料の支払いを「確実に」「強制的に」守らせるための唯一の方法といえます。
大阪で慰謝料の公正証書を作る手順
- 慰謝料の内容を整理する
– 支払い金額(一括 or 分割)
– 支払期限・方法(口座振込など)
– 不払い時の対応(遅延損害金など) - ② 必要書類を準備する
– 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード)
– 印鑑証明書
– 慰謝料の取り決め内容(メモやLINEでもOK)
– 相手方の氏名・住所・生年月日 - ③ 公正証書の原案を作成
内容を法的に有効な文章に整える必要があります。感情的な文言やあいまいな表現(「誠意をもって支払う」など)は無効になることも。
専門家のチェックが極めて重要です。 - ④ 公証役場へ予約・作成
大阪市内の公証役場(梅田・難波・上六・本町など)で予約します。
公証人が内容を確認し、署名・押印をして完成。原本は公証役場に保管されます。
慰謝料の公正証書に入れるべき内容
- 慰謝料の金額と支払い期日
- 支払い方法(振込口座など)
- 遅延損害金・違約金の規定
- 支払いが止まった場合の強制執行認諾条項
- 口外禁止・守秘義務に関する条項(不倫・不貞行為の場合)
費用の目安(大阪の場合)
慰謝料額や支払い方法によって役場、印紙の費用は変わりますが、一般的な目安は以下の通りです。
- 慰謝料が100万円以内:2〜3万円前後
- 慰謝料が300万円以内:3〜4万円前後
- 分割払いがある場合:+1〜2万円程度
専門家に依頼する場合は、作成、代行などが加わります。
公正証書サポートセンター大阪


【料金一覧】公正証書サポートセンター 公正証書の費用 | 公正証書サポートセンター大阪
□公正証書□ 基本料金 3万円(+法定費用) サポートプラン リーズナブルな公正証書作成プラン ¥30,000円(税込) ※公証人手数料等は別途 文案作成 打ち合わせ・修正対応 公…
専門家に依頼するメリット|当センターの強み
- 事案ごとの慰謝料の法的根拠(不法行為・離婚・示談)を整理
- 相手側に不備を突かれない文案を設計
- 守秘義務・再発防止など実務的条項を追加可能
- 大阪市内公証役場とのやり取りをすべて代行
- 専門家ならではのサポート
特に感情的トラブルが残る慰謝料案件では、第三者である専門家を挟むことで、不安を解決し、ゴールを準備することで円滑・確実に手続きを進みます。
公正証書サポートセンター大阪


公正証書作成/離婚協議・養育費・慰謝料相談窓口
離婚の約束は公正証書で守られます。養育費・慰謝料・財産分与を確実に実現。大阪の専門行政書士が公証役場手続きまでサポートします。
まとめ|慰謝料を硬い契約へ
慰謝料は、悲しいことに約束だけでは守られないことがほとんどです。
しかし公正証書を作ることで、「硬い契約」に変わります。感情的な終わりではなく、法的に終わらせるための準備を整えましょう。