大阪で公正証書を作成する時の流れ・段取り細かく細分化することでよりわかりやすく依頼から完成まで並走することができます。
目次
1.公正証書はどこで作る?
まず「公正証書」とは、公証役場で国家資格を持つ公証人が作成する正式な証書です。
金銭トラブルや離婚・遺言などの約束を法的に確実に残すためのもの。

2.大阪で公正証書を作る時の主な流れ
(1)内容を決める(まずは原案作成)
まず、どんな内容の公正証書を作るかを決めます。
当センターでは、以下のような業務を専門に依頼を承っております。
- 金銭の貸し借り(返済期日・金額・利息など)
- 離婚に伴う慰謝料・養育費の取り決め
- 遺言内容(相続割合・遺贈など)
この段階では、行政書士などの専門家に相談して原案を整えるとスムーズです。
※誤字や不備があると、公証役場で作成を断られることがあります。
(2)必要書類を揃える
公正証書の種類によって異なりますが、代表的なものは以下の通り。
| 種類 | 主な必要書類 |
|---|---|
| 金銭消費貸借公正証書 | 免許証・印鑑証明書・通帳コピー・契約内容メモ |
| 離婚公正証書 | 戸籍謄本・免許証・協議書案・印鑑証明書 |
| 遺言公正証書 | 戸籍・印鑑証明書・財産資料(登記簿謄本・通帳コピーなど) |
(3)公証役場を予約する
電話やメールでの問い合わせが一般です。
飛び込みは予約の関係上厳しい場合が多いです。
予約時に「どんな内容の公正証書を作りたいか」を簡単に伝えると、必要書類を案内してくれます。
(4)公証人との打合せ・修正
提出した原案をもとに、公証人が内容をチェックします。
修正点があれば、行政書士や依頼者が再調整。
通常、1〜2回のやり取りで確定します。
原案をメールなどで送り、その後不備がなければ完成日のすり合わせの連絡がきます。
追加資料や、金額に関する質問が多いです。その他内容に関しては原則原案が重視されるので、原案会おしっかり設計します。
(5)作成・署名・押印
公証役場に出向き、本人確認・署名・押印を行います。
(代理人での作成も可能)
この時点で公正証書が正式に完成します。
(6)費用の支払い・謄本受け取り
作成費用は内容・金額によって変わります。
一般的には作成代金+法定料金が目安。
作成後、「正本」「謄本」「原本」のうち正本または謄本を受け取ります。
3.公正証書作成をスムーズに進めるコツ
- 事前に原案を行政書士に依頼しておく
- 役場との連絡を専門家に任せると時短
- 内容を明確に(誰が・いつ・いくら・どう支払う)
- 適用条文や実情に合わせ他設計
- 証書作成当日は印鑑と身分証を忘れずに
4.大阪でのご相談先
公証役場はあくまで作成の場であり、内容の相談には乗ってくれません。
「どんな文面で作ればいいか」「強制執行に対応できるか」などは、

🔸まとめ
| ステップ | 内容 | 目安期間 |
|---|---|---|
| ① 原案作成 | 内容整理・相談 | 1〜3日 |
| ② 書類準備 | 印鑑証明・戸籍等 | 3〜7日 |
| ③ 公証役場打合せ | 修正・確認 | 3〜5日 |
| ④ 作成署名 | 当日署名・費用支払 | 即日完了 |
✅ トータル:約3週間で作成可能

