夫(旦那)が養育費を払うか不安な方へ|離婚時は公正証書で守るのが現実的な理由
はじめに|「今は大丈夫そう」でも、不安が消えないあなたへ
離婚の話し合いをしていると、多くの方がこう言います。
「今は払うって言っているけど、将来が不安」
「資金は、本当に大丈夫なのか」
「もし払われなくなったら、どうすればいいの?」
この不安は、とても自然なものです。
そして実務では、その不安は“当たることが多い” のも事実です。
この記事では、
・なぜ養育費は払われなくなるのか
・どうすれば不安を減らせるのか
・なぜ離婚時に公正証書が重要なのか
を、現場の実情に沿ってわかりやすく解説します。

結論|養育費の不安は「離婚時の公正証書」でしか減らせない
結論から言います。
養育費をきちんと守れるかどうかは、離婚時に公正証書を作っているかで大きく変わります。
理由はシンプルです。
- 約束のみでは強制力がない
- 書面があっても、内容次第では意味がない
- 公正証書だけが「払われない時の備え」になる
なぜ養育費は払われなくなるのか
多くの方が誤解しています。
「うちの夫は大丈夫」
「約束は守る人だから」
しかし、実務では次のような理由で養育費は止まりやすくなります。
- 仕事を辞めた・収入が下がった
- 再婚して、新しい家庭を優先するようになった
- 支払うこと自体が面倒になった
- 「もう十分払った」と勝手に判断した
- 十数年で、気持ちが薄れた
最初は真面目に払っていても、数年後に止まるケースは珍しくありません。
約束だけや簡単な協議書では、なぜ不十分なのか
「ちゃんと話し合って決めた」
「紙には書いてある(自分で作成してみた)」
それでも、次のようなケースが多発します。
- 払われなくなっても、どう動けばいいかわからない
- 調停や裁判を考えるが、精神的・金銭的に負担が大きい
- 結局、泣き寝入りになる
これは、
“いざという時に使えない書面” だからです。
離婚時に「公正証書」を作ると何が違うのか
公正証書で養育費を定める最大のポイントは、
強制執行が可能になること です。
具体的には、
- 養育費が支払われない
- 支払いが遅れてる
- 連絡が取れなくなった
このような場合でも、
裁判を経ずに給与や預金の差押えを検討できる可能性があります。
つまり、
「払ってもらうための現実的な手段」が残る。
これが、約束や普通の協議書との決定的な違いです。
なぜ「離婚後」ではなく「離婚時」なのか
養育費の公正証書は、
離婚後に作ろうとすると一気にハードルが上がります。
- もう他人なので協力してくれない
- 忙しい、面倒だと言われる
- 連絡自体が取れなくなる
- 完全に他人になってしまう
一方、離婚時は、
- 離婚まで条件交渉しやすい
- 相手も合意しやすい
- 公正証書の話を切り出しやすい
実務では、
公正証書に調印してから離婚届を提出する
この流れが圧倒的に多いのが現実です。
「公正証書を作る」と言い出しにくい時の考え方
よくある不安がこれです。
「疑っているみたいで言いづらい」
「関係が悪くなりそう」
しかし、伝え方を間違えなければ問題ありません。
- 子どものために、きちんと形にしたい
- お互いが後で困らないようにしたい
- トラブル防止のために公正な形にしたい
公正証書は、相手を縛るためではなく、将来のトラブルを防ぐためのもの。
あくまでも、お子様や自分たちのためです!
公正証書に入れておくべき養育費のポイント
養育費の公正証書では、次の点が重要です。
- 毎月の金額
- 支払日と支払方法
- 支払期間(何歳までか)
- ボーナス時の加算の有無
- 滞納した場合の対応

「不安な気持ち」を我慢しないでいい
養育費の話は、
どうしても遠慮してしまいがちです。
でも、これは
あなたのためだけの話ではありません。
子どもの生活、進学、将来に直結する問題です。
いわば、子のお金です
「言いにくいから」
「揉めたくないから」
その理由で準備をしないことが、
後で一番つらい結果につながることもあります。
まとめ|養育費の不安は、離婚時の準備で大きく減らせる
- 養育費は、将来止まる可能性がある
- 口約束や簡単な書面では不十分
- 公正証書は、現実的な備えになる
- 作るなら離婚時がベスト
「払ってくれるか不安」その感覚は、間違っていません。
不安があるなら、形にして守る準備をすることが大切 です。
公正証書サポートセンター大阪
養育費の公正証書は、
ただ作ればいいわけではありません。
- 内容の整理
- 将来を見据えた設計
- 公証役場で一回で終わる段取り
- 公証人との法律的なやりとり
これらが重要です。
「公正証書が必要かどうか迷っている」
「何を決めればいいかわからない」
そんな段階からの相談も大丈夫です。
不安を抱えたまま進めないことが、何より大切です。
